映画『ラブ・アゲイン』感想。ネタバレ無し/愛はいかれてて、愚かなもの
映画『ラブ・アゲイン』をNetflixにて見たので感想をまとめたいと思います。
画像出典元:filmarks.com/https://filmarks.com/
どんな映画?
レストランで食事中に30年間連れ添った妻から突如離婚を告げられた主人公が、ある男と出会い、男として忘れていたものを取り戻し、家族に向き合い変わっていく物語。
邦題にもある通り、もう一度愛を思い出していく内容になっています。
面白いの?面白くないの?
映画の前半を見ていると、やり手のチャラ男がさえない主人公を魅力的に変身させる物語かと思いきや、中盤から後半にかけてそれぞれの登場人物の相関関係が複雑に絡み合うという展開が面白い。
一見、無関係な人物が、そこに繋がってくるのかと驚きとともに、それぞれのキャラクターの愛に対する変化が見どころです。
どんな特徴があるの?
やり手のチャラ男役をライアン・ゴズリング、またそのヒロイン役をエマ・ストーンが演じており、映画『ララランド』のカップルとなっています。
ライアン・ゴズリング演じるやり手のチャラ男が主人公を魅力的に変えていくシーンも「見た目に気を使うだけでこんなに違うのか」と参考になる部分もあります。
また、主人公の息子も真実の愛を貫いている点が、物語全体のテーマを際立たせています。
オススメなの?オススメじゃないの?
忘れかけていたものを取り戻すという意味では是非ともオススメしたい作品です。「人を思う気持ち」というのがテーマとなっており、登場人物がそれぞれの視点でそれぞれの相手を思っている様子が描かれています。
デートで見ても大丈夫?
大切なパートナーとお互いの気持ちを確かめ合えるような内容になっていると思います。
しかしながら、人との繋がりにおける深い会話になりそうなので、お互いの距離感を見極めてから観賞することをオススメします。
まとめ:愛はいかれてて、愚かなもの
現代は『Crazy,Stupid,Love』となっていて、直訳すると「いかれた、愚かな、愛」。
映画の中では一見するとタイトルをよく表した内容になっています。また、邦題である『ラブ・アゲイン』もよく内容を表しています。
個人的には『Crazy,Stupid,Love』は直訳するとそのような内容になりますが、そこにある裏側の意味を読み取ることによって、オシャレさや、穏やかさや、愛においてもどうしても必要な要素が詰まっていると感じます。
「人を想う」ということを貫く姿を見せてくれる。そんな映画です。