Netflix映画『シーユーイエスタデイ』感想。ネタバレ無し/信念の強さ
Netflixオリジナル映画『シーユーイエスタデイ』を見ましたので感想をまとめたいと思います。
どんな映画?
高校生男女二人組の物語で、科学的展にけて、タイムマシン制作に励んでいます。
無事、タイムマシンが完成するのですが、そこから悲しい出来事が起き、そのタイムマシンで過去に戻ってやり直そうとする物語です。
黒人差別がトラブルの根底にある事が描かれている作品になっています。
面白いの?面白くないの?
タイムトラベルという夢のある要素であるが、語られる物語は全体的悲しいです。
タイムマシンが完成し、それが表彰されマサチューセッツ工科大学に入学することを夢見ていた少女が、悲しい現実をやり直すために奮闘する姿は、リアルの世界に対してのメッセージがしつかりとのっていると感じる事が出来ました。
現実でも起こり得る時間だからこそ、なぜこんな事が起きてしまうのかという憤りと、それをなんとかして取り戻させてあげて欲しいという気持ちが募ります。
どこが面白いの?
やはり、タイムトラベル物としては、「過去の自分と会ってはいけない」「過去が変わると未来も変わる」といった内容やタイムパラドックスの表現が面白いです。
どんな特徴があるの?
ラストシーンが現在の映画としてはとても特徴的です。人によっては苦手な人もいると思います。
しかしながら、私は「リアルな世界が変わらなければ…」というメッセージ生があるように感じます。
しっかりとこちら側が想像・思考する余地を与えてくれています。
オススメなの?オススメじゃないの?
タイムトラベル物としては見るのも面白いと思いますが、スケールは小さめ。彼女らの日常の中だけで完結する問題なので、その範囲内での出来事になります。
しかし、その日常の中で起きている本当に大きな問題をテーマとしているので、これはエンタメとしても面白いし、社会問題を考える上でも見ておくべきだと思います。
デートで見ても大丈夫?
特に問題は無いと思いますが、社会問題の話になり価値観の話題にも及ぶ可能性があるので、その点踏まえてご鑑賞するのがいいでしょう。
まとめ:信念の強さ
社会問題をしっかりと取り扱い、メッセージとして作品にのせ、それを見ている人に届ける事ができるのも映画の魅力の一つだと改めて感じました。
そういう作り方をしている、そういう信念が現れている作品は画に力強さを感じます
また、タイトルが素晴らしい。物語の全てを表していて、映画を見終わった後でも噛み締める事ができます。