Netflix映画『紅海リゾート』感想。ネタバレ無し/映画本来の魅力
Netflixオリジナル映画『紅海リゾート 奇跡の救出計画』を見ましたので感想をまとめたいと思います。
どんな映画?
実話をベースとした物語で「紅海リゾート」という偽のホテルを経営し、難民を国外へ逃がしたアメリカの諜報部員達の話。
面白いの?面白くないの?
日本ではどうしても馴染みがない難民の問題について考えるとてもいい機会になるんじゃないかと思います。
クリス・エヴァンス主演でマーベルシネマティックユニバースでキャプテン・アメリカとして馴染んでいる人はとても見やすいと思います。
どんな特徴があるの?
実話をベースとした物語という事で、どこまでが本当でどこまでがフィクションなのか。
しかしながらこの場合はフィクションでも描くことが難しい現実が実際に起こっていたりしたのかなと思います。
オススメなの?オススメじゃないの?
テンポよく見られるエンタメスパイ映画としてもとてもいいと思いますし、知らない現実を知るきっかけとして見るのもいい。
クリス・エヴァンスが出ているという理由だけで見るのもいいと思います。実際私はそうでした。
ただ、それだけの理由だけで知らなかった世界を知ることができる。
いつ、どこで、誰に殺されるかもわからない。そして殺されたとしても、その死を悲しんでくれる人の元へも帰ることが出来ない。そんな状況の中で、人を助けるために命をかけて闘う。誰に賞賛されるわけでもない。「ただ助けたい。助けなければならない」という使命感だけで立ち向かえるのは本当に言葉がありません。
デートで見ても大丈夫?
内容としては特に問題ないと思います。しかし、ただ娯楽映画というわけではありませんので、パートナーのタイプや人柄によっては避けた方がいいかもしれません。
とはいえ、このような世界の難しい問題も一緒になって考えることが出来る間柄はとても素敵だと思います。
まとめ:映画本来の魅力
エンターテイメント映画も大好きですが、映画の魅力はそれだけじゃない。世界で起こっている知らない事やこれまで触れてこなかったことに触れさせてくれる。
特に娯楽映画として興収を求められる作品ではなかなか描きにくい事をNetflixでは存分に描くことができる。
映画が持つ本来の魅力が新しく生まれ変わった形でまた姿を見せているのではしょうか。