映画『ゾンビランド』感想。ネタバレ無し/人が求めているもの
映画『ゾンビランド』をAmazonプライムビデオのレンタルで見たので、感想をまとめたいと思います。
画像出典元:filmarks.com/https://filmarks.com/
どんな映画?
ゾンビの世界で主人公の4人グループが安全地帯を求めて旅をするコメディ映画です。
ゾンビとありますが、ゾンビはほとんど出てこず、ゾンビで怖がらせるような演出もほとんどありません。
ゾンビの世界になる前に4人それぞれはどのような生活をしていたのか、どうやって生き延びてきたのか、そして、4人はどのように出会うのか、ゾンビの世界での人との繋がりを描いた作品になっています。
面白いの?面白くないの?
ゆるいギャグ満載の映画でとても楽しい。
しかしながら、日本人には分かりづらいギャグも多いので、見慣れてない人はイマイチとも思うかもしれません。
どこが面白いの?
ゾンビ映画にもかかわらず、ほとんどゾンビが出てこない。出てきたとしてもギャクの要素として処理されてしまうといった、私の中のこれまでのゾンビ映画の印象を変えてくれました。
ゾンビを期待してみると、すこし拍子抜けしてしまうかもしれません。
誰が出てるの?それはどんな人なの?
映画『ララランド』で主演女優を務めたエマ・ストーンが出演しています。出演当時はまだ駆け出しの頃だったとか。
オススメなの?オススメじゃないの?
これは家でゆったりと見るのにオススメな映画です。
デートで見ても大丈夫?
デートで見ても特に問題は無いと思います。ちょっとしたロマンスのシーンもあります。
まとめ:人が求めているもの
自分たち以外はほとんどがゾンビの世界で、人と人の出会いや繋がりを描いています。自分しか生き残りがいないと思っている極限の状態で、出会う人とはどのような繋がりになるのか?自分の身を守るために生きてきた状態であれば、そう簡単に相手を信じることが難しいのは納得できます。
ウォーキングデッドシリーズなどでは、その状態の中で人との争いが描かれます。
それに比べるとこの映画は平和的。コメディの要素がしっかりとちりばめられているのでシリアスな雰囲気もなりづらい。
しかしながら、主人公4人のそれぞれがゾンビの世界になる前から追い求めていたものがわかった時、この映画の本質を感じるようでした。
と言いつつも、何も考えずに見ているだけで楽しめるような内容にもなっている映画です。