映画『アメリカン・サイコ』感想・ネタバレ無し/解釈を委ねてくれる映画は面白い
映画『アメリカン・サイコ』を見たので感想をまとめたいと思います。
画像出典元:filmarks.com/https://filmarks.com/
- どんな映画?
- 面白いの?面白くないの?
- どこが面白いの?
- どんな特徴があるの?
- 誰が出てるの?それはどんな人なの?
- オススメなの?オススメじゃないの?
- デート見ても大丈夫?
- まとめ:解釈を委ねてくれる映画は面白い
どんな映画?
これは見終わった後にもう一度見たくなる映画でした。単なる殺人鬼の話かと思って見たいたのですが、最後まで見るとどうやらそうではないようです。
内容としては、エリートサラリーマンが自分の欲に対しその衝動が抑えられずに殺人を犯してしまうというもの。
主人公本人の自分語りというかたちで映画は進んでいきます。
面白いの?面白くないの?
これは全て見終わった後に面白さが実感できる映画だと思いました。
主人公は、自分の容姿に対してとてもケアをしていたり、セックス中にも鏡で自分の顔と体をチェックするほどナルシスト。テーブルにコップを置く時はコースターを絶対に起き、スプーンを直接テーブルに置くのも気になり会話中でも注意してしまうほどの神経質。
そんな彼は時に衝動的に人を殺してしまう。
劇中では「見た目は他と同じだが感情がない。欲と嫌悪感以外は」と主人公が自分を表現しています。
どこが面白いの?
ラストシーンで一気に謎の中に放り込まれます。これまでのシーンが全て伏線となるような感覚です。
見た後にしっかりと各シーンを思い出して繋げ直していく必要がありますが、またそれが面白い。
どんな特徴があるの?
特徴としては主人公は音楽が好きで、自宅で殺人を行う際は好きな音楽を語りながら犯行に及ぶのが特徴的でした。
誰が出てるの?それはどんな人なの?
主演はクリスチャン・ベイル。『バッドマン ビギンズ』や『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』で主人公のブルース・ウェインを演じた俳優です。
また、彼は役作りの為に体重や見た目を自在にコントロールできるのが有名です。
今回の『アメリカン・サイコ』では綺麗な肉体美を披露してくれています。
オススメなの?オススメじゃないの?
これはミステリー好きにオススメだと思います。映画を見終わった後にしっかりと考えさてくれる映画です。
単なる殺人鬼の映画ではありません。
登場人物セリフひとつひとつが意味を持っているかのようにも感じますし、それを繋げて最終的な解釈はこちら側に委ねられます。
わかりやすいカタルシスや回答が欲しい人にはあまりオススメできないかもです。
デート見ても大丈夫?
映画を見終わった後にそれぞれの解釈を語り合うことができる映画になっています。お互いの解釈を答え合わせしながらの会話も楽しそうです。
ただ、セックスシーンや殺人シーンがありますので、パートナーとの関係性や雰囲気に合わせて見ることをオススメします。
まとめ:解釈を委ねてくれる映画は面白い
個人的にはとても満足いく内容でした。映画を見終わった後にまた最初からシーンを思い出さなければならない映画はそんなに出会ったことがありません。
映画を自分の力で解釈していくことは楽しいので、しっかりと噛み締めることが出来る映画でした。