映画『天気の子』感想。ネタバレ無し/主人公の行動の源泉は強い想い
2019年7月19日公開の『天気の子』を劇場で見てきたので感想をまとめたいと思います。
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- どんな映画?
- 面白いの?面白くないの?
- どこが面白いの?
- どんな特徴があるの?
- オススメなの?オススメじゃないの?
- IMAXとか4Dとかあるけど、どれがいいの?
- デートで見に行っても大丈夫?
- まとめ:主人公の想いのどの部分にフォーカスするか
どんな映画?
東京に家出をしてきた少年と天気を操れる少女の物語。
数か月雨が降り続いている東京が舞台。主人公は家出をして東京に来るところから始まります。そこで出会った小栗旬演じる1人の男に出会い、その男の会社でオカルトライターとしての仕事をはじめます。
そこで「100%の晴れ女」を取材していくうちにヒロインと出会います。
面白いの?面白くないの?
主人公のヒロインに対する思いはもちろん、その主人公を支えてくれる周りの人の思いもしっかり描かれています。
「天気」を軸に人々の暮らしや願いなどがテーマとして描かれており、それをかなえるヒロインとサポートをする主人公。
主人公がヒロインを強く想う気持ちがまさにわかりやすく行動に現れているシーンがたっぷりとあります。
主人公のその行動は一見違和感を覚えましたが、16歳という年齢を考えれば納得せざるを得ない。ヒロインの為になりふり構ってられない様子、すべてをかけている様子には懸命さが伝わります。
どこが面白いの?
天気を操る力が及ぼす影響とそれを否定することによる影響の選択。また、天気を操るということが人々の願いと繋がっていることで、選択肢が限られていくというところが面白い。
最終的に主人公とヒロインがとった選択肢が果たして世界にどんな影響を与えるのか、また映画が終わった後でも本当に彼らの選択が世界に影響を与えたのか?と考えることが出来る内容になっています。
どんな特徴があるの?
スペシャルゲスト出演があります。
オススメなの?オススメじゃないの?
私は前半パートのちょっとエッチなお姉さん的なシーンでは少し違和感があって、人の多い映画館で見るのには気が引けました。家で見る分には問題ないシーンなので、映画評価的には変わりません。
「人を強く想う心×10代男子」というキーワードにピンと来る人にオススメの映画かなと思います。
IMAXとか4Dとかあるけど、どれがいいの?
今回はIMAXでの鑑賞となりました。やはり大きなスクリーンで見るのが良いなと思います。映像がキレイなので、IMAXでなくともなるべく大きなスクリーンで見ることをオススメします。
デートで見に行っても大丈夫?
デートで見に行っても特に問題ないと思いますが、パートナーがアニメに慣れていない場合は抵抗があるかもしれませんので、そこには注意した方がよさそうです。
まとめ:主人公の想いのどの部分にフォーカスするか
私はモチーフとしては「君の名は」の方が好きだったかなと感じました。
新海誠監督作品は主人公とヒロインがそれぞれを思い合うというカタチをとりながらもテーマやモチーフが違うことによって見え方が全然違ってくるなと感じています。
また主人公の想いを表現する際のフォーカスポイントを変えることで、違う行動になっていくんだなと感じました。