Netflixオリジナル映画『アウトサイダー』感想。ネタバレ無し/新たな興味が生まれるきっかけ
Netflixオリジナル映画『アウトサイダー』を見たので感想をまとめたいと思います。
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どんな映画?
大阪の刑務所で囚われていた一人のアメリカ人が、刑務所の中で一人のヤクザを助けたことから、極道の道に進んでいく物語。
主人公はハリウッド俳優のジャレット・レト。なんの予備知識もなく見ましたが、印象としては完全にヤクザ映画でした。
よくある「アメリカから見た少し間違った日本」などは一切出てこず、日本人役はしっかりと日本人が演じています。
浅野忠信さんや椎名桔平さんも出演しており、映画が進んでい行けば行くほどしっかりとしたヤクザ映画でした。
面白いの?面白くないの?
観ていてとても不思議な感覚になりました。洋画を観たいと思って映画を探して見ていたはずが、出てくる登場人物はほぼ日本人。セリフも日本語が7割。しかも、アメリカ人からみた日本というような「ちょっと違うな感」がまったくありません。
どこが面白いの?
日本人になじみ深い俳優さんたちが出てくるので日本の映画を観ているんじゃないかと思うほどの内容になっているのですが、主人公はハリウッド俳優。監督もマーチン・ピータ・サンフリトというデンマーク出身の方です。
異邦人がヤクザになっていく様子がこれまで見たことがなく新鮮。家族がいなかった一人の男が、次第にその世界に染まり「兄弟」という家族を持ちます。
どんな特徴があるの?
ヤクザ映画と言っても遜色がないようなストーリー展開が特徴的。他の組との抗争があって、闘いがあって、その中の人間模様があって、裏切りがあって…。だからこそ、そこに一人いる異邦人が際立ちます。
オススメなの?オススメじゃないの?
「洋画は好きがけど、邦画はちょっと…」という人ほどオススメです。セリフは7割日本語で洋画を見ている感覚はありませんが、邦画に興味を持たせてくれるような洋画になっています。
邦画に興味を深めるきっかけに役に立ってくれるはずです。
デートで見ても大丈夫?
バイオレンスシーンが多いので、パートナーの好みによっては避けて方がよさそうです。ヤクザ映画が好きなパートナーと一緒に観て「ヤクザ映画として見た時にどうなのか?」という解説をしてもらいながら見るのは面白そうだなと思います。
まとめ:新たな興味が生まれるきっかけ
これまでヤクザ映画に興味がなかったのですが、この映画を見たことによって興味が出始めてきました。どんなきっかけであっても自国の文化に興味が湧き始めることはいいことだなと思います。
これがきっかけで、これまで避けてきたジャンルの映画を見ていきたいと思います。