映画『ハッピーデスデイ2U』感想。ネタバレ無／予想外のおもしろさ

映画『ハッピー・デス・デイ 2U』が7月12日に劇場公開されたので見てきました。

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主人公自身の誕生日である18日の月曜日に何者かによって殺されてしまう。しかし気づくとまた同じ18日の月曜日に戻ってしまう。これが前作の『ハッピー・デス・デイ』でしたが、今回の『ハッピー・デス・デイ2U』ではまた主人公は18日の月曜日に送り返されてしまいます。

今作では、なぜループが起こってしまっていたのかが解明されるとともに、それがまた違ったトラブルを引き起こします。

1作目とは少し趣旨が変わってきていて、ホラーというよりはSFの要素が加わります。それによって、前作の登場キャラクターはそのままに、内容もパワーアップした印象です。

細かい出来事１つ１つが1作目との相関性があり、見ていて面白いです。

今回は、トラブルを解決するために主人公が18日の月曜日を何度も繰り返すのですが、その18日の月曜日への戻り方が多種多様で面白い。

また、前作よりもコメディの要素が強くなっていると感じました。

今回はテーマが「選択」と「どう今を生きるか？」と言うところなのかなと感じました。

主人公は重大な選択を迫られます。どちらかを選ばなければならない状況で、自分なら選ぶ事できないなと。しかし、そこで大切になってくるのは「これまで生きてきた人生をこれからどう生きていくか？」と言う点なのかなと感じました。

多分、この映画を見てそこまで考える人はあんまりいないと思いますが、見方によってはそのような受け取り方もできる映画になっています。

これは、是非オススメしたい内容です。ホラー映画だと思って遠ざけているともったいないです。ホラーっぽい演出もありますが、お化けの類は出てきませんし、驚かす演出も激しいものではありません。

それ以上に、コメディの要素だったり感動だったりの方が印象的な映画になっています。

デートにももちろんオススメです。「こんな状況になったらどうする？」とカップルで会話できるテーマや内容がぎっしり詰まっているので、見た後に会話が盛り上がりそうです。

1作目の『ハッピー・デス・デイ』2作目の『ハッピー・デス・デイ 2U』ともに最初はホラーのつもりで観始めましたが、実際に観てみると期待以上の楽しさを与えてくれました。

ラブコメ的な要素だったり、サスペンスミステリー的要素もあったりと枠を超えたおもしろさがあります。

また、2作目『ハッピー・デス・デイ 2U』に至っては泣かされてしまうほどでした。

現在、劇場公開中となります。「1作目を見てないよ」という人でも大筋の内容は分かるようになっているので、興味が湧いた人はチェックしてみてください。

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