映画『ゴジラvsスペースゴジラ』感想。微ネタバレ有／

映画『ゴジラvsスペースゴジラ』をAmazonプライム・ビデオで見ましたので、感想をまとめたいと思います。

画像出典元：filmarks.com／https://filmarks.com/

宇宙からやってくるスペースゴジラと地球のゴジラの対決を描いた作品。先日紹介した「ゴジラvsビオランテ」と比べて、怪獣同士の対決のパートが多く、比較的見やすい内容になってます。

また、リトルゴジラが出てくるのですが、これがまたかわいい。ころころとしていて無邪気な様子が描かれています。

リトルゴジラがスペースゴジラに襲われてしまうのですが、それを助けに来るゴジラという様子も描かれています。

怪獣プロレスの様子がたっぷりと描かれているので、なにも考えずにその様子を見ているだけでも楽しい。

スペースゴジラの誕生は「ゴジラvsビオランテ」と物語がつながっているところが衝撃的でした。（今まで知らなかった…）

というのも、平成ゴジラvsシリーズは話が全てつながっているので、続き物という楽しみ方もできそうです。

特徴的なのは、人間とゴジラが手を組んでスペースゴジラを倒すところ。人間は「モゲラ」という怪獣型兵器でスペースゴジラに戦いを挑みます。本来であればゴジラを倒すために作られたはずの兵器でゴジラを加勢するという構図です。

スペースゴジラがめちゃくちゃ強く描かれていて、神をも思わせるような演出が特徴的だなと思いました。

また、スペースゴジラは福岡タワーを媒介として宇宙エネルギーを吸収するという演出もなかなか面白い発想。

これは、怪獣同士の対決が見たいという人にオススメです。怪獣映画だと思って見たら描かれているのは人間パートが多くてちょっと疲れてしまったという経験がある人にも安心して進められる内容になっています。

非常に見やすい構成になっていて、単純にゴジラがかっこいい！スペースゴジラがかっこいい！モゲラがかっこいい！リトルゴジラがかわいい！で見始めてもいいくらいライトに楽しめる内容になっています。

パートナーが怪獣に興味なければ厳しいとは思いますが、少しでも興味あれば見てみてもいいかもしれません。怪獣対決パートが分厚く描かれてるので、退屈はしません。

「ゴジラvsビオランテ」を観た後だったので、平成ゴジラvsシリーズは人間ドラマが分厚い雰囲気なのかな？と思っておりましたが、「ゴジラvsスペースゴジラ」は少し雰囲気が違ってライトな感じでした。

また、エンディングがゴジラのテーマとかではなく、バラードの曲だったのが意外でした。

この曲にエンドロールのバックでゴジラが海に帰っていくシーンが印象的です。

スペースゴジラも結局は人間の行いによってできてしまったかもしれない怪獣。人間が過ちを繰り返していく中で、これまで以上の脅威スペースゴジラが現れた時にゴジラ（過去の過ち）を理解し受け入れることで新たな脅威を超えていく。そんな風に私は受け取りました。

映画の話をします