映画『グッド・ウィル・ハンティング』感想。ネタバレ無し

Amazonプライム・ビデオ週末100円レンタルにて、『グッド・ウィル・ハンティング』を見たので、感想をまとめたいと思います。

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下町でくらす主人公の青年（マッド・デイモン）。仲間3人と4人でつるみ、ナンパや喧嘩をして過ごす日々。ある日大学の清掃の仕事をしている時に廊下の黒板に書かれていた数学の難問を解くところから物語は始まります。

その主人公の青年が、2人の大学教授との出会いを経て、自分自身と過去と未来を見つめて、成長していく物語です。

この映画を見て本当に良かったと思いました。ひとりの天才青年の成長を通して、人と人との繋がりや向き合い方を改めて考えさせてくれる映画だと思います。

主人公の過去の出来事や主人公のセラピーを担当する心理学者の妻の話など、映像による描写はないものの、それを想像することが容易なほどの2人の演技力が素晴らしいと思いました。

また、親友のあり方も１つのテーマとなっています。

現実の世界でも親友同士であるマッド・デイモンとベンアフレック。その2人が脚本を作成しています。

今でこそ、2人とも超有名ですが、マッド・デイモンはこの作品をキッカケに注目を集めるようになったようです。

また、親友同士で制作しているということで、前述の通り、「親友」がテーマになっています。

「あ、親友ってこうやって自分のことを思って言ってくれるのか」「親友だからこそ自分をさらけ出せるのか」という感情にもさせてくれる映画です。

これは是非ともオススメしたい映画です。人との出会いや、自分のことを真剣に考えてくれる人たち、人と人との繋がりの本質的なものに触れることが出来る映画だと思います。

また、1997年の映画ですが、テンポも非常に良く展開もわかりやすいです。

決して派手ではありませんが、心や感情の機微に触れることのできる映画です。

これは是非ともデートでオススメしたい映画です。恋人同士のつながりも描かれています。また、「愛する」という事についても主人公や心理学者を通して描かれています。

この映画を通して、2人の関係を見つめる事が出来るかもしれません。

この映画では、人との繋がりが描かれています。見終わった後にさまざまな角度から味わえるなと感じました。

「これほど自分のことを思ってくれる人はいるだろうか？」

「自分もこれほど人に向き合うことはできるだろうか？」

「自分の弱さを見つめて、相手を思うことはできるだろうか」

このような事を思いながら、主人公の選択に思いを馳せました。

いい映画は本当に感情移入させてくれます。そして、そこで感じる感情は本物なので、フィクションがリアルになる瞬間だなと思います。

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