Netflix映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』感想。ネタバレ無し/おばかコメディかと思ったらハートウォームされた
Netflixオリジナル映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』を見たので感想をまとめたいと思います。
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どんな映画?
さえない生活を送る主人公の元に旧友が表れて、一緒に旅に出るところから話が始まります。日常を忘れるほど2人で遊んでいたが、突如ボートが爆発。意識を失っていた主人公が気が付くとどこかのモーテル。そこで旧友に「死を偽装した。これから新しい人生を楽しむことができる」と説明を受けます。
主人公は自分がいなくなった日常に何の変化もないことに「死の偽装」を受け入れて、新しい人生を歩み始めいようとします。しかし、そのことがきっかけで事件に巻き込まれていき、殺し屋に狙われてしまうという内容になっています。
面白いの?面白くないの?
見始めてしばらくはストーリーに抑揚がなく、少し退屈な印象でしたが、中盤以降一気に巻き返していきます。「なぜ、死の偽装をする必要があったのか?」がどんどんと紐解かれていきます。また、2転3転する展開も面白いです。
どこが面白いの?
下ネタジョークも満載だけど、それだけじゃない。しっかりと「人生」のメッセージ性を感じることができます。また丁寧な伏線と回収もあります。(前半テンポわるい印象はこれのせいかも?)
オススメなの?オススメじゃないの?
後半凄く良くなっていく映画なので、ぜひオススメはしたいですが、前半耐えられる時間がある人向けといった感じです。
デートで見ても大丈夫?
これは、下ネタジョークがまぁまぁきついのでデートにはオススメ出来ないかもしれません。家で、お酒を飲みながら見るのにはオススメです。
まとめ:Netflix映画の進化を感じる
本作で語られているメッセージやテーマはとても素晴らしいと思います。しかし、直近で発表されるNetflixオリジナル映画はSFや作り込んだ映画が多い印象ですが、それと比べると少しテンポ悪いなと感じてしまっていました。
見た後に調べたら、2016年制作の映画ということで少し納得しました。たった3年の違いでかなりの進化を遂げているなと感じました。
また、Netflixオリジナル作品は映画もドラマも含めて、挑戦的なものが多い印象です。挑戦的な映画であればあるほどエンディングのもっていき方が特徴的だなと感じます。
解釈をこちら側にゆだねてくれたり、「え!これで終わり?」というものまで。劇場公開作品では出来ないことができるのも、配信の魅力だと思います。