Netflix『ラブデス+ロボット』の5作品感想。ネタバレ無し/良質な作品群
現在、Netflixで配信中の「ラブデス+ロボット」ですが、少しずつ見進めております。こちら、見る前と見た後では結構印象が違うので、是非お勧めしたいと思ったので、ここで紹介します。
出典:YouTube Netflix公式チャンネルよりスクリーンショット
どんな作品?
『ラブデス+ロボット』は18のエピソードからなるオムニバスドラマです。基本的には3DCGアニメで構成されている作品になっています。
それぞれの18作品はテーマが異なり、1本1本独立して楽しむことができます。
私が現在見た作品は以下になります。
「ジーマ・ブルー」 10分
世界的天才芸術家、ジーマを描いた作品。彼は自分の絵画作品の真ん中に青い四角を入れるようになる。それが作品発表毎に大きくなっていき、世間の注目を集める。そこに込められた意味が分かった時、「ジーマ・ブルー」という作品のアーティスト性に触れることができます。
「ブラインド・スポット」 9分
サイボーグ盗賊団が護送車を襲う物語。カーチェイス&銃撃アクション満載で楽しく見ることができます。オチも未来的でgood。
「ラッキー・サーティーン」 15分
乗組員が全員死んでしまうといういわくつきの輸送戦闘機と新人パイロットの話。主人公と輸送戦闘機の絆が描かれます。空中戦闘シーンも見ごたえばっちりです。
「歴史改変」 8分
「もしヒトラーがあり得ないタイミングで死んでいたら、どの様に歴史が変わっていたか?」を描いた作品。全6パターンあります。本当にあり得ない内容ですが、6パターンのバリエーションが突飛だけど、面白く描かれています。
「救いの手」 10分
宇宙飛行士が船外活動中に事故にあってしまい、生還するために死力を尽くすという話。
どんな特徴があるの?
特徴とはなんといっても「見やすさ」ではないでしょうか。1作品5分~15分と短いものになっています。
「何か映画を見たいんだけど、時間がない。けど見たい!」という時に最適です。
どこが面白いの?
どの作品も、近未来を舞台としたSFモノになっています。また5分〜15分という短い時間の中に、エッセンスが散りばめられていて、濃縮されています。
その為、明確な説明がなされてなくても、解釈を進めるためには十分な情報があるため、それぞれの演出の意味などを考えるのが面白いです。
サラッと流して観れる割に、しっかりと噛み締めながら味わうこともできるのが魅力です。
オススメなの?オススメじゃないの?
これは是非オススメしたい作品群です。SFというジャンルではあるものの、作品毎にテーマが違うのでどれも魅力的な作品になっています。
アートっぽい作品があるかと思えば、近未来の戦争を描いた作品もあったりします。
デートで見ても大丈夫?
デートでもオススメです。「どの作品が好き?」と話が盛り上がりそうです。1本1本が短いため、パートナーが飽きてしまっても、途中で中断することが可能なのもいいですね。
まとめ:隙間時間を埋めてくれる良質な作品
『ラブデス+ロボット』は、実際本編を見ると予告編では感じることのできなかった魅力を感じることが出来ました。
夜寝る前や、ちょっとした空いた時間に楽しむことができる濃密な作品です。