映画の話をします

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映画、海外ドラマ、僕の好きなもののことを書いていきます

Amazonプライム週末100円レンタルビデオ。映画『ハイ・ライズ』感想。ネタバレ無し。

Amazomプライムでは週末に100円レンタルとして通常199円~500円程度のビデオが100円で利用できます。今回のラインナップの中にトム・ヒドルストン主演の映画『ハイ・ライズ』があったので観てみました。

今回は完全にポスターのみで判断してこの映画を観ました。久しぶりに予告編や公式HPなど、なんの予備知識を入れずにフラットな状態で観ました。ちょっとした冒険感覚で楽しむことが出来ました。

 

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画像出典元:filmarks.com/https://filmarks.com/

 

どんな映画?

見た感想として一言でいうとめちゃめちゃちゃ難しかったです。前半は描かれていることがとても抽象的で、ただぼーっと見てるだけだと何が何だかわかりません。

ストーリーとしては、「高層マンションで起こる低層階の住民と高層階の住民との確執」を描いているのですが、まるで世界の終末を描いているような雰囲気です。

冒頭はすでに事件が起きた後の主人公の語りから始まり、「3カ月前」というカタチでストーリーに移っていきます。その後展開し、最後は冒頭に戻り主人公の語りで映画が終わっていきます。

 

面白いの?面白くないの?

一つのマンションの中で起きることですが、終末世界の縮図のような描かれ方がされています。不満を持った住人たちのヴァイオレンス&セックス。

しかし、しっかりと説明がなされないまま話は進んでいくので、それを一生懸命読み解こうとしているうちにいつの間にか映画に引き込まれてしまいます。

前半はメインのストーリーラインは外さずとも、抽象的なシーンが差し込まれ、そのシーンの意味を汲み取ろうと一生懸命観ていても映画に置いて行かれてしまいそうになります。

それとは対照的に後半に行くにつれヴァイオレンス&セックスシーンに入っていくと、抽象的なシーンの差し込みは薄まりますが、登場人物の行動ロジックがいまいちつかめない。割と主語がないので、なんの話をしているのか見失いそうになります。

でも、よくよく考えてみると「終末世界だとしたらロジックもくそもないよな」と思えてきて、すんなりと受け入れられます。(人って慣れますね)

 

どんな特徴があるの?

特徴的なのはトム・ヒドルストンのスーツ姿。終始スーツで決まっています。また、綺麗な体も披露してくれています。

トム・ヒドルストンはマーベルシネマティックユニバース『アベンジャーズ』シリーズでソーの義弟ロキを演じているイギリスの俳優さんです。

 

オススメなの?オススメじゃないの?

これは観る人を選ぶ作品だと思うので、手放しでオススメできません。しかしながら、反体制だったりヒエラルキーの崩壊などを描いた作品が好きな方にはオススメです。

 

デートで見ても大丈夫?

デート時に見るのもなかなかハードルが高いかと思います。ヴァイオレンス&セックスシーンが一定数あるので、パートナーの好みに合わせてご鑑賞をオススメします。

 

まとめ

予備知識がない状態で見る映画としいては、いささかハードルが高かったように思いますが、それでもちょっとした冒険のように楽しめました。

Amazonプライム100円レンタルでは、普段の自分には引っかからないような映画に出会うことができるのでオススメです。