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ブラック・ラムロウ役フランク・グリロインタビューfrom『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』~road to Avengers4~

映画『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』からブラック・ラムロウ役フランク・グリロのインタビューを紹介します。

 

 

エージェントから「ルッソ兄弟が新しい『キャプテン・アメリカ』の件で会いたいと言っている」という電話を受けて、休暇中で滞在していたルイジアナから飛行機に飛び乗って会いに行ったんだ。だって、マーベルの作品に出演するのはすべての俳優の夢だろう?僕自身も子供の頃、マーベル作品をテレビで観ていたという印象が強い。当時5歳から16歳になる3人の息子たちもコミックに夢中になっている年頃だ。出演したら子供たちがどれほど喜ぶかはよくわかっていたよ。その後息子たちは撮影セットでクリス(・エヴァンス)にも会えて、おかげで僕の家庭内での地位はかなり高騰した(笑)。下の子なんて学校で、ストーリーについてなにも知らないのに「父ちゃんはキャプテン・アメリカをやっつけるんだ」って話してまわっているくらいだ(笑)。

 

僕が演じたブロック・ラムロウはS.H.I.E.L.D.で働くエリートで、特別任務に就いている。キャプテン・アメリカと行動をともにし、キャップの右腕としてミッションをこなしているんだ。物語が進むに連れて、政治的な面が見えてくる。ラムロウは他のヒーローたちと違って、スーパーパワーなしに敵と戦うことができる存在だ。

 

ルッソ兄弟の視点は脚本にも活かされていて、ドラマ性のある政治スリラーに仕あがっていると思う。善人と悪人というふうに対極に二分するのではなく、どちらにも分がある。民主党共和党、ナチとアメリカといったように、善悪で区別することのできない問題があるということだ。ルッソ兄弟は物語のなかにそういった問題を巧みに組み込み、戦闘シーンと物語を同等に扱っている。彼らふたりでひとりの監督役を奪いあっているのではなく、お互いを補ってひとりの監督になったみたいだった。たいていジョーが前にいて演出し、アンソニーが後ろで控えていて、必要があればアンソニーが前に出てくる。彼らはプレッシャーに負けるようなこともなく、俳優たちの意見にも常にオープンだった。とてもスマートな演出で役者たちの評判もよかったよ。