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映画『アイアンマン3』衣装デザイナー/ルイーズ・フログリーインタビュー~road to Avengers4~

映画『アイアンマン3』パンフレットより衣装デザイナー ルイーズ・フログリーのインタビューを紹介します。

 

ーコスチューム・デザインをはじめたきっかけは?

まだとても若かった時に写真のスタイリストをやっていたの。そこから偶然コマーシャルの世界に入って、さらに偶然に映画の世界で仕事をするようになったわ。ロンドンにいるコマーシャル・ディレクター集団と一緒に仕事をしていたの。ヒュー・ハドソン、リドリー・スコットトニー・スコットなどがいて、彼らを通して映画の世界へ入ったのよ。

 

ーそこからたくさんのことを学んだでしょうか?

ええ、たくさんのコマーシャルの仕事をしたわ。トニー・スコットと1000本はやったかもしれないわね。ずっと仕事をし続けていた。

 

ー『アイアンマン3』はどういうきっかけで仕事をするようになったのでしょうか?シェーンとは知り合いだったのですか?

いいえ、引っぱり込まれたの。(製作総指揮の)チャールズ・ニューワースと一緒にシェーン(・ブラック監督)とランチに行ったの。そうしたら面白いことになって。だって私も彼もフィルム・ノワールやありふれた1940年代の探偵小説が大好きで、私はいろいろと集めているぐらいよ。シェーンも好きだから、本当に面白いランチになったわ。彼に言いそうになったもの“別に映画の仕事はいいからまた小説の話をしましょう”って。

 

ートニー・スタークについて、どうコーディネートするのですか?

そうね。服装によって俳優も進化するし、キャラクターの受け取られ方も変化するわ。だからそのことを常に念頭に置かないといけない。私のように初めて仕事をする方が物事が簡単になるの。私達はかなりの数の衣装合わせをしたわ。でもそうすることで私なりに彼が何が好きで何が嫌いかがわかってきたの。それに彼はとても協力的だったわ。服飾についての知識が豊富なんだもの。

 

ーキャラクターの好みについて、ロバート(・ダウニーJr)は理解しているようでしたか?それとも双方近いものがあるのでしょうか?

そうである場合とそうでない場合があるわね。一部はロバートの趣味ね、でも常に何が必要なのかが優先されるの。彼はとても頭のいい人ね。

 

ー期せずしてよかったことなどありましたか?

そうね、例えばある少年の亡くなった父親の服を(トニーが)着るシーンがあるのだけど、そこの衣装からはじめたの。作業服だったのだけど、1940年代から50年代にかけてヨーロッパの作業服に大きな変化があって、そこに焦点をあてることからはじめたら、日本のものがさらに凄いことがわかったの。だから日本からかなりの服を仕入れたわ。作業服のようなものだけどよく出来ていたので、必要なところをとって衣装を作り上げ、その後年季が入っているように見せるように何度も処理を施したの。もともと日本でアメリカを真似して作ったものを私たちが真似して作ったりしたのだから、一周して戻った感じね。

 

ーこの映画におけるあなたの最大の挑戦はなんでしたか?

マーベルが何を求めているのかを見つけ出して、私がしたいスタイルとすり合わせることだと思ったの。そうすれば皆が同じものを求めることになるでしょう?最初は心配していたけれど、彼らはとても協力的だったので、おかげでうまくいったわ。皆いい人たちばかりだから、仕事が終わってしまったのは寂しいわね。