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ロバート・ダウニーJr.インタビューfrom『アイアンマン3』~road to Avengers4~

映画『アイアンマン3』パンフレットよりロバート・ダウニーJr.のインタビューを紹介します。

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-『アイアンマン』シリーズに最初に出演した時、人々がこんなにトニー・スタークに共感し、これほどまでに特別な存在になると思っていましたか?

スタン・リーが思いついたこのスーパーイーローは二流のキャラクターだったんだ。だが時流にのったんだろう、結果として観客にとって興味深く楽しいものになった。これまで3本の映画でアイアンマンを演じてきたが、今回が僕にとって最高の時になった。

 

-1作目の時に自分にあったシリーズが欲しいと言っていましたが、そうなりましたね。

そうだね。何がクールだったかって、本当にうまくいったということさ。それに、シリーズとしてこれまで継承されてきたことも素晴らしい。それもスタッフがいてのことさ。しかも映画に登場する技術は今にも手に届きそうなもので、当たり前にそこにあるのではとさえ思えてくる。現実的にありえると思えるような技術を見せることが出来た。それがこのシリーズが成功した理由なのではないかな。しかも才能ある人々が集まって、スーパーヒーローというジャンル(の映画)では実現不可能だと思われた様々なギャップを埋めていってくれた。おかげでこのシリーズは『007』シリーズや『ミッション・イン・ポッシブル』シリーズのように現実にありえるような作品として確立していったのだろうね。

 

-トニーの物語がどうなるか、常に頭の中にはあったのですか?

(物語は)生き物だしね。計画などなかった。ジョン(・ファブロー監督)と『アイアンマン』1作目を作っている時から、ファンや観客に原動力があると感じられるものがあった。常にファンの視点からも見ていたんだ。何が期待されているのか、またそうでないのか、どうやってそれらの要求に応えることが出来るのか。それが物語に生かされている。また、マーベルがどのように仕事を進めるか、ということも学んできた。僕たちは発展途上だが、クオリティの高い娯楽を作り出すことが出来る家族のようなものだ。少しだけ進歩してきたと思える。製作しながらもまだ学んでいるのだと思う。そうしてシリーズも発展してきた。

 

-なぜ今作ではシェーン・ブラックが適した監督だったのでしょうか?彼のやりかたは何が違うのでしょうか?

かつて、(シリーズ製作時)ジョンと僕はよくシェーンに電話してアドバイスを求めたりした。すると例えて教えてくれたり、直接的なコメントをくれたりいろいろと教えてくれた。しかもシェーンは一銭も取らなかったんだ。僕たちが渡したのはサーモンとブルーベリーぐらいだ。皆変人ばかりでね、このジャンルに対して同じ情熱を持っている。シェーンはこういう映画にとってなくてはならない人物であることは確かだ。彼が監督してくれることになって、驚いているし、うれしいし、とても支持しているよ。ジョンは他の映画を監督したりプロデュースするようになったので、面白いことに今度はシェーンと僕がジョンに聞くようになった。『アイアンマン』シリーズを彼はどこへむかわせようとしていたのか、なんてことをね。今作の何が素晴らしいって、ドラマチックで結構深くて、ダークな側面もいくつかあって、でも骨の髄までシェーン・ブラックなんだ。物語の中で、忘れていたようなことまでが後できちんと役割を果たす、そんな映画が僕は大好きなんだ。それはジョンと僕がずっとしようとしていたことでもある。

 

-今作でトニーは何をしようとしてるのでしょうか?

トニーの最もこの世のものとも思えない実験の結果がマーク42だ。じゃあそれまでの過程のものはどうフォローするのか、しかも物語の中のいいタイミングで使うのにはどうしたらいいのか?これはトニーの個人的な旅でもあり、トニーの技術への探求の旅は誰にも負けない。そして、それは多くの才能溢れるスタッフが映画の完成まで膨大な作業をするということも意味するんだ。パワードスーツを、過去の型から改めてデザインするということは、その度に僕が着やすいかどうか考えなければならないし、どう撮影したらいいかを考えなくてはいけないことなんだ。なので、新しいスーツでどれくらいのことが出来るのか、何を最小限に抑えるのかということを常に考えておかなければならない。シェーンが作ったいくつものスーツの説明のメモを読むと、いったいどうやったらこれがうまく出来るんだ、って思ったよ。新しいパワードスーツの場面は複雑な作業が必要だったが、その成果を映画で観てほしいな。